2011年9月9日金曜日
2011年9月7日水曜日
Spin No.13 @ Diptyque 22:00
今夜、DiptyqueさんでDJをします〜!
良かったら遊びに来てくださいね。
Flierがかっこよく出来上がりました。(めるち作)
Spin No.13 Diptyque
═♬═══★═══♫═══★═══✰═══♫═══✰
➩ DJ: Camel Mint
➩ Style: Vocal & Funky House
➩ Time : 22:00 - 24:00 (JST)
➩ Place: Diptyque
http://slurl.com/secondlife/Dream%20Jumbo%20Island/38/182/22
Fashion 7th Sep 2011
SnapShotの映りと実際に見ている画像と若干違うんだよね〜
難しいものですわ。
ぽつぽつと最近は、気の合う人と音楽を楽しんだり、
他愛もない会話をしていたりします。
このくらい、肩の力が抜けていたほうがこの世界が生きやすいと思う。
そろそろ、秋っぽい服になってきました。
Jacket : +grasp+/Hooded stadium jacket/Black+Red/mens
2011年9月3日土曜日
Fashion 3th Sep 2011
もう夏も終わり〜。
なにかワクワク、ドキドキすることないかな〜。
そういえば、BUKKAさんがSALEやってたような気がします
+:::Es:::+ Paker
+:::Es:::+ Over all(D-RED)
[BUKKA]old short boots brown sell box
Slow Dance Party Vol.3 「零時の魔法に」
Slow Couple Dance Party Vol.3
【零時の魔法に】
日時:2011年9月3日 23:30開場 24:00開演 - 25:30閉演
ドレスコード:フォーマルドレスまたは、タキシードでいらしてください
Music Selector : Camel Mint
会場:Celebrate
http://slurl.com/secondlife/Wysteria%20Island/140/236/36
9/3(土)、今夜の夜中になりますが、 僕が選曲を務めます、
SlowDancePartyがあります。
ドレスコードが決まっておりますのでご注意下さい。
是非、大切な方やお友達を誘って
ゆっくりした時間の流れを楽しんで頂けたらと思います。
【零時の魔法に】
日時:2011年9月3日 23:30開場 24:00開演 - 25:30閉演
ドレスコード:フォーマルドレスまたは、タキシードでいらしてください
Music Selector : Camel Mint
会場:Celebrate
http://slurl.com/secondlife/Wysteria%20Island/140/236/36
9/3(土)、今夜の夜中になりますが、 僕が選曲を務めます、
SlowDancePartyがあります。
ドレスコードが決まっておりますのでご注意下さい。
是非、大切な方やお友達を誘って
ゆっくりした時間の流れを楽しんで頂けたらと思います。
2011年9月1日木曜日
Fashion
...Scars...Drape T & Cardigan Set [B-Leopard]
+ROZOREGALIA+*Gazellver*NECKLACE1
...Scars... Hair Last [Brown]
+grasp+/Leather Pants/mens/02
2011年8月31日水曜日
蝶の舞う風景
ここは、まるで本当に生きているかのような世界。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
ふと気がつくと、たくさんのバラに囲まれていた。
この大聖堂が、今までよりも広く大きく見える。
少しだけ足に力を入れて、次の花に移ろうとすると、
体が自然に宙に浮く。
背から広がるように出ている美しい羽。
「こっちよ。早く。」
バラ達の向こうから、一緒に踊っていた彼女の声がした。
羽をはばたかせ、ゆっくりとその声の方向へ飛んでみた。
そこには、白と赤で囲まれたバラの中心に、
いつもと変わりない仲間達が揃って笑顔を見せていた。
カウンターにいた女性は、黒いドレスを見にまとったかのような
美しい羽をヒラヒラさせ、彼女と一緒に待っていた。
彼女と一緒に白と赤のバラの上で、
身を寄せ合うように立ってみる。
黒い羽の女性は、ゆっくりとその手にもった分厚い本を開き、
「2人は、ここで永遠の愛を誓うのです」
と読み上げていった。
その声に呼応するかのように、
大聖堂では、仲睦まじい2人の男女が、
同じように祭壇の前に立ち、誓いをかわしていた。
ああ、そうだった。
この場所をひらひら舞いながら飛んでいたんだ。
いつも一緒に飛んでいた。
ちょうど、いつもより強い風が吹いて、
行き先がわからなくなったんだ。
ここで見た景色は、全てが本物であり、
その瞬間に起こっていた事実の出来事だった。
時々、巻き起こる風の行方に身を任せて、
ようやく、ここに戻って来たんだ。
そう、ここはあらゆる動物達が、
その幸せを祝う場所。
きっと、バラの影では、
同じように蝶たちも幸せを祝っているかもしれない。
Fin
Celebrate Story
Camel Mint
2011年8月28日日曜日
2011年8月24日水曜日
2011年8月22日月曜日
2011年8月21日日曜日
2011年8月20日土曜日
2011年8月19日金曜日
2011年8月16日火曜日
Dance Party for Renewal CLUB MICHEL
本日は、CLUB MICHELのRenewal PartyでDJします。
1時間半ほどですが、よろしければ遊びに来てくださいね。
Date&Time
2011/08/16 TUE
23:00 - 26:00 (JST)
DressCode
Swim Wear
CLUB MICHEL
http://maps.secondlife.com/secondlife/Coast%20Town/24/85/22
http://revesta9on.slmame.com/
2011年8月5日金曜日
2011年8月1日月曜日
[ 8/7 ]Slow Dance Party & Fire Works
Celebrateで花火大会とSlowDancePartyがあります。
「ちょっぴり 大人な 夏の思い出」
作りにきませんか?
Date
8月6日(土)
21:00 - 22:00 花火大会
8月7日(日)
22:30 - 24:00 SlowDanceParty
DressCord
Formal Ware
(Dress / Tuxedo)
SlowDance MusicSelector
Camel Mint
Place
Celebrate
http://slurl.com/secondlife/Wysteria%20Islan/141/236/36
2011年7月15日金曜日
SecondLife 夏の映画祭
夏の映画祭が開催されます
僕が脚本をお手伝いさせて頂いているCelebrateの作品もエントリー中
Producerはマダムでおなじみのjuno Feilaさんです
詳細は、こちらから
映画館組合
http://cinemaunion.slmame.com/
Celebrate
http://celebrate.slmame.com/
僕が脚本をお手伝いさせて頂いているCelebrateの作品もエントリー中
Producerはマダムでおなじみのjuno Feilaさんです
詳細は、こちらから
映画館組合
http://cinemaunion.slmame.com/
Celebrate
http://celebrate.slmame.com/
2011年7月6日水曜日
Making Original Track
最近、SLのラジオで使いたいということで、
いくつかLOOP曲みたいな短いものを作ってたんだけど、
今回は、ちょっとそれなりにできたものを2曲アップしてみた。
1)Funky Night PHL Original Edit
Funky Night PHL Original Edit by Peace Heart Lab
ラジオの曲と曲の間にトークを入れる感じで制作。
2)Electric Wall PHL Original Edit
Electric Wall PHL Original Edit by Peace Heart Lab
これは曲っぽくつくってみた。
Mac買ってから、GarageBandで遊べるので、
デフォで入ってる音源をLOOPさせてつくったもの。
案外、直感的に制作できるところが面白い。
外部の楽器を取り込めるようになれば、
もっと広がるかもね。
何年か前にMTRを使って作曲してたときを思い出した。
あの頃よりもはるかに便利だ。
いくつかLOOP曲みたいな短いものを作ってたんだけど、
今回は、ちょっとそれなりにできたものを2曲アップしてみた。
1)Funky Night PHL Original Edit
Funky Night PHL Original Edit by Peace Heart Lab
ラジオの曲と曲の間にトークを入れる感じで制作。
2)Electric Wall PHL Original Edit
Electric Wall PHL Original Edit by Peace Heart Lab
これは曲っぽくつくってみた。
Mac買ってから、GarageBandで遊べるので、
デフォで入ってる音源をLOOPさせてつくったもの。
案外、直感的に制作できるところが面白い。
外部の楽器を取り込めるようになれば、
もっと広がるかもね。
何年か前にMTRを使って作曲してたときを思い出した。
あの頃よりもはるかに便利だ。
2011年7月1日金曜日
2011年6月19日日曜日
2011年6月13日月曜日
ピアノのある景色
ここは、まるで本当に生きているかのような世界。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
もう、あなたはこの世界に降り立ったのだろうか。
だんだんと意識がはっきりしてくる。
バラの香りは、そのままで、情景だけが変わっていた。
辺りは、ほのかな蝋燭の灯火で優しく映し出され、
華やかなドレスを身にまとった女性達と
それを追いかけるかのようにタキシードの男性達が、
バーカウンターで微笑みながら、会話をしている。
中央では、白いドレスを着た女性が、
透明感のある指先で、ピアノを弾いていた。
入り口には、あのタキシード姿の男が、
ここに来る客人をもてなしている。
肩を寄せ合い、抱きしめながら、踊る恋人達。
ピアノの音色は、ゆったりと、そしてときには、力強く、
大聖堂の中に響き渡る。
バラの花の物陰から、じーっと様子を伺っていると、
ふいに後ろから声がした。
「いらっしゃいませ。またお会いできましたね」
あのとき、バーカウンターにいた女性だ。
彼女がバラの花を一輪、摘み、
手渡してくれた、その瞬間、
旅でボロボロになっていた服は、
紳士な黒いタキシードに変わり、
胸には、彼女がくれたバラが一輪入っていた。
「さぁ、あちらで皆さんがお待ちですよ」
カウンターへ向かい、足を進める。
片隅のチェアに座り、ピアノの音色に耳を傾けていると、
横にひらりと華奢な体つきの女性が座った。
「こちら、ご一緒してもいいですか?」
なんて可愛らしい顔つきなんだろう。
見つめる瞳は、吸い込まれるほど透明感に溢れ、
微かに動く口元は、微笑んでいた。
どんな会話をしたのか覚えていない。
たぶん、たわいもない世間話だったのだろう。
「ご一緒に踊られてはいかがですか?」
カウンター越しのあの彼女は、優しい顔でそう言った。
手を取り、華奢な肩を抱きながら、体を揺らす。
何も話さなくとも、透明なまなざしが、
心の隙間に染み渡るようだった。
なんだろう、この安心感。
今出会ったようなものではなく、
随分と昔から一緒にいたような感覚。
彼女の腰に手を回したとき、
目の前が、またぐるぐると回り始め、
頭の中が真っ白になっていく。
ああ・・・。もうこの安らぎは、
遠く離れていってしまうのか・・・・
ピアノの優しい音色とバラの微かな香りだけが、
はっきりと残っていく。
だんだんと意識がはっきりしてくる。
バラの香りは、そのままで、情景だけが変わっていた。
辺りは、ほのかな蝋燭の灯火で優しく映し出され、
華やかなドレスを身にまとった女性達と
それを追いかけるかのようにタキシードの男性達が、
バーカウンターで微笑みながら、会話をしている。
中央では、白いドレスを着た女性が、
透明感のある指先で、ピアノを弾いていた。
入り口には、あのタキシード姿の男が、
ここに来る客人をもてなしている。
肩を寄せ合い、抱きしめながら、踊る恋人達。
ピアノの音色は、ゆったりと、そしてときには、力強く、
大聖堂の中に響き渡る。
バラの花の物陰から、じーっと様子を伺っていると、
ふいに後ろから声がした。
「いらっしゃいませ。またお会いできましたね」
あのとき、バーカウンターにいた女性だ。
彼女がバラの花を一輪、摘み、
手渡してくれた、その瞬間、
旅でボロボロになっていた服は、
紳士な黒いタキシードに変わり、
胸には、彼女がくれたバラが一輪入っていた。
「さぁ、あちらで皆さんがお待ちですよ」
カウンターへ向かい、足を進める。
片隅のチェアに座り、ピアノの音色に耳を傾けていると、
横にひらりと華奢な体つきの女性が座った。
「こちら、ご一緒してもいいですか?」
なんて可愛らしい顔つきなんだろう。
見つめる瞳は、吸い込まれるほど透明感に溢れ、
微かに動く口元は、微笑んでいた。
どんな会話をしたのか覚えていない。
たぶん、たわいもない世間話だったのだろう。
「ご一緒に踊られてはいかがですか?」
カウンター越しのあの彼女は、優しい顔でそう言った。
手を取り、華奢な肩を抱きながら、体を揺らす。
何も話さなくとも、透明なまなざしが、
心の隙間に染み渡るようだった。
なんだろう、この安心感。
今出会ったようなものではなく、
随分と昔から一緒にいたような感覚。
彼女の腰に手を回したとき、
目の前が、またぐるぐると回り始め、
頭の中が真っ白になっていく。
ああ・・・。もうこの安らぎは、
遠く離れていってしまうのか・・・・
ピアノの優しい音色とバラの微かな香りだけが、
はっきりと残っていく。
2011年5月4日水曜日
バラのある風景
ここは、まるで本当に生きているかのような世界。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
もう、あなたはこの世界に降り立ったのだろうか。
ゆっくりと辺りを見渡してみると、
とても沢山のバラが咲き誇っていた。
白、赤、ピンク、それぞれが誇張せず、
譲り合うように咲いている。
祭壇の奥手に進むと、
ここで永遠を誓った者たちの心が
光となってきらめいていた。
「あの女の人は誰なのだろう」
ふと、思い出し、カウンターへと足を進める。
すると、バラの影に何がか動くのを感じた。
目を凝らして注意してみる。
犬だ。
黒い色をした犬。
犬は、口にバケツをくわえ、バラの根元に水をかけていた。
そっと、柱の隠れて見ていると、
時々、バラを摘んでいるのがわかる。
キョロキョロしながら、バラを摘む犬。
何か監視しているのだ。
「おい!犬!何をしてるんだ!」
声を大きめに叫んでみた。
犬は、びっくりした表情でこちらを向き、
摘んでいたバラを自分の背後に隠そうと必死だ。
そのとき、
「こ、これは、ご主人様が育てたバラなんです。
僕は、ちょっとほしかっただけなんです。」
え?犬がしゃべった?
「犬、バラがほしかったのか?あの女の人は誰なんだ?」
そんな問いに答える間もなく、
犬は、くわえたバケツ一杯にバラを入れ、
ワン!と叫んだかと思えば、
タキシードを着た男に変わり、外へ走っていった。
ここでは一体何が起きているんだ
男を追うように入り口へ行こうとしたが、
もう姿が見えない。
そのとき、辺りのバラが急に輝き始め、
光が渦を描くように天井へ吸い込まれていく。
周りも何も見えない。
かすかなバラの香りだけがそこには確かにあった。
何か意識が遠のいていく。
遠くから、ピアノの音が聴こえた気がした。
「どうぞ、いらっしゃいませ」
あの犬の声だ。どこから聴こえてくるんだろう。
今度は何が起こっているのだろう。
目がくらむほどの光の渦は、
少しずつ辺りの景色を変えていっているようだった。
2011年4月20日水曜日
光の射す景色
ここは、まるで本当に生きているかのような世界。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
もう、あなたはこの世界に降り立ったのだろうか。
目の前の重そうな扉に手をかけ、
ゆっくりと押してみる。
扉は、それほど重くなかった。
木がきしむ音がしながら開き始める。
「ここは・・・・」
暗闇の世界とは別の世界のようだった。
両脇には、アンティークなソファがいつくか並び、
一番奥には、祭壇がある。
優しいバラの香りとともに、温かい光に包まれ、
祝福の声が聞こえてきそうだ。
「ああ、ここは教会なのか。」
そう気づくのにそれほど時間はかからなかった。
辺りを見渡しながら、祭壇へ近づこうしたときだった。
「ようこそ、長い旅でお疲れになったでしょう」
どこからともなく、優しい口調の声が聞こえる。
「ほら、ゆっくりとまばたきをしてごらんなさい。
あなたの周りの景色が変わっていきますよ」
ゆっくり目を閉じ、またゆっくりとあけてみた。
「あ!」
そこには、幸せそうに神父と向かい合う新郎新婦の姿。
そして、さほど多くはないかけがえのない友人たちが
ソファーに腰かけ、二人の顔を見ながら微笑んでいる。
まだ若い花嫁は、ひざまずく新郎から手のひらに口づけをもらっていた。
「そう、ここで幸せを誓い合った人たちの風景が
ゆっくりと見えてくるのですよ」
バラの香りは変わっていない。
優しく包み込むような香りの中、挙式は終わりを迎えていた。
人々が去った後の教会は、静寂に包まれている。
よく見ると、教会のサイドには、カウンターらしきものが見える。
女性が1人、カウンターの中でたたずんでいた。
「いらっしゃいませ」
細く透き通るような声。
あの声だ。ここへ導いてきた、あの声だった。
女性は、微笑みながら、カウンター席をさした。
「よかったら、こちらへどうぞ」
それほど広くないバーカウンターに、
数個の木製のチェアがあるだけだ。
何か話さないといけない、そんな気持ちはどこにもなかった。
話をしなくても、ここにいられる、そんな雰囲気なのだ。
「ここは、まだ一部分に過ぎないのですよ。
外に出て、ゆっくりと歩いてみてください。
きっと、月の光が新たな道を示してくれると思います」
そういうと、女性は、奥へと歩いていった。
2011年4月14日木曜日
大聖堂の映る風景
ここは、まるで本当に生きているかのような世界。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
もう、あなたはこの世界に降り立ったのだろうか。
馬車から降りると、そこには、大聖堂がそびえ立つ。
大聖堂へ続く階段は、左右から回り込み、
入り口へと導いているようだ。
古いレンガ造りの階段は、
古いながらも丁寧に磨かれて、
時間とともに風化された雰囲気を持っている。
微かに漂うバラの香り。
そして、静かに流れ落ちる水の音。
ここに存在する全てのものは、
静かに呼吸をし、息づいている。
花々や木々、風や土、水、すべてのものが、
自然にここに生まれ、
それぞれが邪魔することなく共存しているかのようだ。
「早く上に来てご覧なさい」
そんな声が大聖堂の奥から聴こえる気がする。
階段を上ろうとしたとき、
ふと振り返ると、もう馬車は姿を消していた。
「いつの間にいなくなったのだろう。」
中庭には、石像が大聖堂を見守るようにたたずみ、
両手にほのかな光の玉を作っているようにみえた。
時々、その光の玉は、強く輝くように見える。
この暗闇の中、この大聖堂へ招くように、
光が中庭にこぼれ落ちる。
石像の周りには、その光を反射するように
美しい水がはられ、
どこからともなく、舞い込んだ花びらが浮かんでいる。
そのときだった。
石像の放つ光が、大聖堂の入り口を照らすかのように、
光り輝いた。
「誰かいるのだろうか。」
ゆっくりと大聖堂への階段を上り、
入り口まで辿り着くと、
頑丈そうな扉が閉まっていた。
しかし、石像の光は、その奥まで照らし続けている。
「この奥には、一体・・・」
重そうな扉に手をかけ、ゆっくりと押してみた。
2011年4月11日月曜日
馬車のある景色
ここは、まるで本当に生きているかのような世界。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
もう、あなたはこの世界に降り立ったのだろうか。
当てもなく、辿り着いた先。
もう時間は午前0時を回っていた。
辺りは、薄暗くなって、微かな光が揺れて見える。
ゆっくり見渡してみると、どうやら小高い丘の上にいるようだ。
周囲は、海らしい。
静かな海だ。今日は風もなく、波もない。
普通ならさざ波の音が聞こえてもいいはずなのに、
ここは、シーンと静まり返っている。
目の前には、馬が2頭おとなしく、馬車を止めて待っている。
そう、待っているのだ。
誰が乗るのか、辺りには人っ子すらいない。
しかし、馬車馬は、静かに、時に2頭身を寄せ合いながら、
ここに来る客人を待っている。
馬車の向かう道は、橋がかけられ、
その遥か向こうには、宮殿らしき建物がかすかに見える。
橋のところどころには、ほんのりと蝋燭の明かりが揺れて、
この闇夜を映し出している。
あまり寒くもないが、木々にはまだ雪景色が残り、
時折、粉雪が舞う。
「この先には、一体何があるんだろう」
馬車に乗り込むと、それを察したかのように
馬たちが足音もたてずに歩き出した。
橋の上をゆっくりと進みながら、周りを見てみる。
「今日は星が綺麗に見える」
なぜだろう。ここは空気がとても澄んでいるように感じた。
決して温かなものではなく、しかし、冷たくもない。
夜空には、大きな月がじーっと馬車を見ているようだった。
月明かりと蝋燭の灯火がゆらゆらと揺れ、
馬車は、大きな像のある噴水まで辿り着く。
どうやら、もうそろそろ馬車は終点のようだ。
見るもの、動くもの全てが、現実味を帯びている。
もう、あなたはこの世界に降り立ったのだろうか。
当てもなく、辿り着いた先。
もう時間は午前0時を回っていた。
辺りは、薄暗くなって、微かな光が揺れて見える。
ゆっくり見渡してみると、どうやら小高い丘の上にいるようだ。
周囲は、海らしい。
静かな海だ。今日は風もなく、波もない。
普通ならさざ波の音が聞こえてもいいはずなのに、
ここは、シーンと静まり返っている。
目の前には、馬が2頭おとなしく、馬車を止めて待っている。
そう、待っているのだ。
誰が乗るのか、辺りには人っ子すらいない。
しかし、馬車馬は、静かに、時に2頭身を寄せ合いながら、
ここに来る客人を待っている。
馬車の向かう道は、橋がかけられ、
その遥か向こうには、宮殿らしき建物がかすかに見える。
橋のところどころには、ほんのりと蝋燭の明かりが揺れて、
この闇夜を映し出している。
あまり寒くもないが、木々にはまだ雪景色が残り、
時折、粉雪が舞う。
「この先には、一体何があるんだろう」
馬車に乗り込むと、それを察したかのように
馬たちが足音もたてずに歩き出した。
橋の上をゆっくりと進みながら、周りを見てみる。
「今日は星が綺麗に見える」
なぜだろう。ここは空気がとても澄んでいるように感じた。
決して温かなものではなく、しかし、冷たくもない。
夜空には、大きな月がじーっと馬車を見ているようだった。
月明かりと蝋燭の灯火がゆらゆらと揺れ、
馬車は、大きな像のある噴水まで辿り着く。
どうやら、もうそろそろ馬車は終点のようだ。
2011年2月8日火曜日
2011年2月1日火曜日
行き先
この想いを抱えて どこへ行くの?
また 独り残して どこへ行ってしまうの?
こうして また去っていく 私の想いを抱えて
止めることも 声をかけることも
何もできない
もう さようならなの?
私の想い どこへ行くの?
© Written by PHLabo
2011年1月28日金曜日
太陽
昇っては沈むゆく太陽のように
ときに 厳しい日差しを
ときに 優しい温かさを
生きとしいけるもの全てを
受け入れ そして 尊し愛を捧げる
壮大なこの旅の中で
出会えたことに感謝しよう
© Written by PHLabo
2011年1月25日火曜日
涙
流れ落ちる 涙の色は
初めは白く色がかっているけれど
こころが洗い流されるうちに
だんだん透明な涙に変わっていく
涙を流した その瞳は
初めはどこかよどんで見えるけれど
こころが洗い流されるうちに
だんだん透き通る瞳に変わっていく
© Written by PHLabo
2011年1月24日月曜日
時間の散歩道
いつもの散歩道 吹き抜ける優しい風
舗装していない道 名もなき草花たち
さりげない散歩道 新緑の音なき音達
小石と土の道 なぜそこに咲くのか
存在の意味など 誰も知らない
ただあるがままに この世に生を受けたから
行けばいいこの姿で 迷うことなく
例え人に何と言われようと 望まれようと
生きればいいその姿で 焦ることなく
変わりえない流れに身を任せて そうそのままで
季節の散歩道 覆い茂る木々の中
見上げるこの道 広がる青い空
言葉の意味など 知らなくていい
もう止められない この世に生を受けたから
心に残る時間(とき)の産物は 消えることなく
その原型をとどめたままで 崩れなくとも
今を生きるその力が 絶え間なく流れる
体内の血液のように 尽きることはないから
必然的な出来事 全ては偶然ではなく
止まった針を動かさなくても
見えない力に逆らわなくとも
行けばいいこの姿で 迷うことなく
例え人に何と言われようと 望まれようと
生きればいいその姿で 焦ることなく
変わりえない流れに身を任せて そうそのままで
そうそのままで そうそのままで・・・
© Written by PHLabo
2011年1月21日金曜日
それでいい
いいじゃん それでいいじゃん
いいじゃん そのままでいいじゃん
真っ白な世界の中に
自分の小さな心をポツンと置いて
ゆらり ゆらりと搖れる心のままで
いつの間にか
遠くから聞こえるピアノの調べとともに
温かく 心地いい 揺らぎに変わってく
暗闇が明けるときのように
ゆっくりと日が昇り 朝焼けに染まっていく
© Written by PHLabo
孤独 -solitude-
舞い降りたやわらかな場所に 指をあてて静かになぞってみる
大きく腕を拡げて 空を仰ぐと 東からの風に乗れそうな気分
つま先で軽く地面を蹴ると ゆっくりと飛び立てる暖かな風の中に
どれだけ遠くとても 乾ききっていても
あなたの小さな肩を包み込める この心の温もり
もっともっとそばへ この手を広げて
歪んでいる音を 塞いであげよう 今は最高の祈りで
ともしびを見失わずに あなたと眠れるまで
どれだけの痛みを 抱えて来たの?
忘れないで流れる時の中に 私がいることを
深く青い闇の中でも 抱いてあげよう 強く・・・
積もる雪も 翼に変えて 飛んでいこう あなたのそばへ
行く先の光を頼って 不安も溶かしてあげよう
傷だらけの足でも 暖めてあげよう あなたが眠れるまで
あなたのもとへ 翼にかえて飛んでいこう どこにいても・・・・
© Written by PHLabo
2011年1月19日水曜日
手当て
もし 願い事があるなら
その手を合わせて 目を閉じて
心の中で3回唱えてみよう
ほら 眼瞼の裏には何がみえる?
自分の気持ちに嘘はない?
しなくちゃいけないことなんて
頭から遠ざけてみて
思ったことを強く 強く念じてみて
痛がっている自分に気づいたら
胸に手を当てて 自分を優しく包んでみて
ほんの少しだけ 温かい気持ちになれるから
© Written by PHLabo
2011年1月15日土曜日
背負っているもの
重そうだね その背負っているもの
いつから そんなに重くなったの?
ずっと 歩いてきたんだよね?
大変だったね 疲れたよね
今 ちょっとでいいから
その背負っているものおろしてみて
ゆっくり 地べたにしゃがみこんで
膝を抱えて 丸く 丸く
そう ゆっくり息を吐いて
背中をお日様にむけてごらんよ
じんわり じんわり 温かくなってくる
少しの間 ゆっくり休めばいいよ
大丈夫 すぐ よくなるから
© Written by PHLabo
2011年1月14日金曜日
素直
嬉しいなと思ったとき
ありがとうって言ってごらん
辛く当ったとき
ごめんねって言ってごらん
苦しくなったとき
助けてって言ってみて
どうしても嫌なとき
嫌だって言ってみて
こころの言葉に耳を傾けて
ほら また 何かいってるよ
素直に口に出していいんだよ
受け止めてくれる誰かがきっといるから
© Written by PHLabo
2011年1月13日木曜日
のんびりと
長い長い上り坂 長すぎて天辺が見えない
昇る朝日や沈む夕日 上を向いて眺めながら
長い長い下り坂 長すぎてふもとが見えない
すれ違う人も風も どこまで行くんだろう
1人で歩くなんて もう疲れたから
一緒に歩こうよ 声を かけながら
焦らずに のんびりと 流れる雲の速さで
どうせ遠い道のり ゆっくりと踏み出そう
とりあえず いいから 時々足も止めて
移り行く確かな季節 じっくり感じてみよう
みんなで歩くほうが ずっと楽しいから
笑って歩こうよ 風に 吹かれながら
頑張らず ゆったりと 空を飛ぶ鳥のように
どうせ長い旅だから ココロはずむこのリズムで
とりあえず そのまま 自分の背丈で
変わり行く確かな風景 この胸にしまい込んで
© Written by PHLabo
2011年1月12日水曜日
2011年1月9日日曜日
祈り
遠くを見つめる 透き通った瞳
自分のすすむべき道
色づき始める空とともに
やがて温かな光が差し込む
祈り続け 祈り続け 祈り続け
道無き道が うっすらと 映し出された
膝まずいた その足で
擦り切れ 傷だらけのその足で
今 口元にかすかに笑みがこぼれる
流した涙を忘れずに 信じ 祈り
また 歩けばいい 歩けばいいだけ
© Written by PHLabo
2011年1月7日金曜日
空
空に手をかざしてみて
ほら 指の隙間から
太陽の子どもが遊びに来てくれる
ほら 指先に感じるものは
遠く彼方から流れる風の匂い
冬の穏やかな日
あなたの手と空は
隙間から見える雲を越えて
きっと 今 つながったんだよね
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2011年1月6日木曜日
天国 - Heavenly -
目に見えるものは何?問いかけてもなにもなくて
映らない鏡の中に 見せかけの人形達
不完全なものに囲まれて 振り向かないと決めていた森に再び引き返した
蝕み続ける病に立ち向かうことなく うずくまって「とき」を待つしか
うずくまって「とき」を待つしか
深い緑の水 得体の知れないものたちが騒ぎ始める
伸ばしたこの腕に 触れたものをたよりに昇ろうとするけど
行き着いた先にも 何もなく 押し寄せる不安の波だけ
あなたがいたならすべては霧もなく見渡せる
あなたの与えたこの「時間」を どう過ごしていけばいいの?
ぶつかりながら 痛みを引きつずりながら 歩いてきた
後ろに見える傷だらけの溝を 見つけ出すことでは進めない
這いつくばっても きっと辿り着ける あなたのその場所に
光の見えたその方向へ 向かって行ける
向かって行ける 向かって行ける 向かって行けるその場所へ
© Written by PHLabo
2011年1月4日火曜日
幻想
どこかに 舞い降りた天使
降り立ったその場所 暗く闇が閉ざす
あちこちに 散らばったその羽
薄青色に染まり やがて朽ち果てる
神様が示した光の先は
光の世界ではなく ただ ただ 広がる黒の世界
信じて飛び立った天使 光の道を信じて
交差した思惑 ほんの少し違っただけ
思い描いた未来 行方が消えただけ
ぼんやりと映る 自分の姿を見つめて
終わりを悟り 消えていくだけ
© Written by PHLabo
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